ついに配信された……！待ってました！！！始めた時期が遅かったので４章までは自分のペースで進めていたのですが、５章からは配信を待たなくてはいけないのですね……！１日で最新ストーリーまで読み終わっちゃってもう続きが待ちきれないです。まだ５章の1/4なのに内容はボリューミー！これまでのストーリーを整理しつつ、次回の配信をを待ちます。
注意！この記事には以下のネタバレが含まれています。
・５章「美貌の圧制者」前編１までのストーリー
前編２はこちら
あらすじ
ウィンターホリデーが明け、全国魔法史養成学校総合文化祭の開催が２か月後に迫る。プログラムの一つである『ボーカル＆ダンスチャンピオンシップ』―――通称『VDC』が、ヴィルの出場で大きな注目を集める中、グリムたちも出場メンバーオーディションへの参加を決めるのだが……。
ストーリータイトル
１ 学祭スタンバイ！
２ 必見プログラム！
３ 庶民ポピュラー！
４ 公募アナウンス！
５ 賞金エイム！
６ 井戸端レッスン！
７ 辛辣ビューティー！
８ 決意リベンジ！
９ 熟練ティーチ！
１０ 厚顔デイズ！
１１ 申請ハリー！
１２ 全開エキセントリック！
１３ 集会チャレンジャー！
１４ 熱中デベロッパー！
１５ 開幕オーディション！
１６ 炸裂キャラクター！
１７ 鑑定ブライト！
１８ 抜擢アロー！
１９ 招集パーソンズ！
２０ 執拗トライアル！
２１ 懐柔リワード！
シナリオ
白雪姫と女王の夢を見る
オンボロ寮の鏡の中にグレート・セブンが映る夢をエース・デュース・グリムに話す
『ミッキー』についても話すが、誰も知らない様子
エースに、今度鏡に『ミッキー』が現れたら『ゴーストカメラ』で撮るよう提案される
———寮長会議にて
マレウスの代理でリリアが参加
２月中旬に行われる『全国魔法史養成学校総合文化祭』についての会議
『ボーカル＆ダンスチャンピオンシップ』への各種メディアからの取材申し込みが異常に多い
→世界的人気を誇るヴィルとネージュが出場するため、非常に注目されている為
寮長会議後、ヴィルが自室で人工知能”Mira”を使ってエゴサ
１回目のブロットの染
———数日後
食堂にVDC出場メンバーオーディションのポスターが貼り出される
クロウリー現れ、VDCファイナリストには５００万マドルの賞金があると説明する
課題曲は『Piece of my world』
昼食後、井戸で歌の練習をするエペルに会う
エペルの様子を見に来たヴィルと口論
ヴィルに挑むも瞬殺される
ルークが中庭での様子を窺っていた
———翌日の昼休み
体育館でオーディションに向けて練習
→デュース・グリム苦戦、エース楽勝
同じく練習に来ていたカリム・ジャミルに踊りを教えてもらう
アズールがジャミルに要件を伝えに来る
４章後～今のスカラビア寮とジャミルについて
———３日後
２人の教えのお陰でデュースもグリムも上達した
ジャミルに指摘され急いでオーディションの参加申請をする
———さらに３日後
代表メンバーオーディション当日
ケイト、ラギー、リリア、オルトもオーディションに参加
———翌日
ヴィル・ルーク・エペル・エース・デュース・カリム・ジャミルの７人が選抜メンバーに選ばれる
監督生とグリムは不合格だったが、クロウリーに言われVDCまでの４週間強化合宿の宿舎としてオンボロ寮を提供することとなった
用語解説
全国魔法史養成学校総合文化祭
・全国の魔法士養成学校から代表生徒が集結し、美術や音楽、魔法に関する研究発表や、弁論大会などが行われる祭典。文化部のインターハイ。
・魔法庁や魔法教育委員会、魔法大学、魔法関係企業、研究施設、さらには芸能界までもが注目する、次世代の才能を発掘する場でもある
・２月中旬に開催。開催期間は２日
・今年の会場はNRC。実行委員長はリドル
・ヴィルがVDCに出場
・イデアが研究発表をする
・国内外から各種メディアの取材申し込みがある
クラフト系
・被服、陶芸、彫刻、絵画など、あらゆる文化部の作品のこと。展示、販売などをする
・ライブペインティングや自主製作映画の申請があった
ボーカル＆ダンスチャンピオンシップ
・通称『VDC』
・全国から選りすぐりの歌唱力を持つ高校生が集まる世界的な大会
・当初は合唱コンクールだったが時代の移り変わりとともに変化し、近年ではプロの登竜門とまで呼ばれる音楽の祭典となった
・ファイナリストにはさまざまな芸能事務所や音楽レーベルからデビューのオファーが殺到する
・歌唱の他にダンスや演出も評価対象に含まれる
・ファイナリストは観客のリアルタイム投票で決まる
・毎年テレビで放映される
NRC４年生
・各魔法専門職の実習や研究調査のために全国へ派遣される
・エースデュース（１年生?）は会ったことがない
・文化祭当日は戻ってきて成果発表を行う
ヴィル・シェーンハイト
・NRC３年生。ポムフィオーレ寮寮長
・ファッション誌のモデルから映画俳優まで幅広く活躍している大人気タレント
・ファッション・ウィークが始まれば有名ブランドからオファーが殺到し、昨年の秋冬シーズンはランウェイ登場回数ナンバーワンだった
・高校生ながらフォロワー数５００万人超えのマジカメグラマー
・ヴィルが紹介した商品はたちまち市場から姿を消すと言われている
ネージュ・リュバンシェ
・RSAの代表生徒。２年生
・愛らしい顔立ちと素朴な人柄で好感度ナンバーワンの人気俳優
・ここ最近、テレビやネットで顔を見ない日はない
・「レッドアップルソーダ」のCMに出演
気になる点
５章関連
ヴィルとネージュ
ヴィルは高級ブランドのアンバサダーを務めたり、有名ブランドからファッションショーのオファーが殺到したりするような”手の届かない”セレブです。対してネージュはサイダーのCMに出演したり、好感度ナンバーワンであったり、３話タイトル「庶民ポピュラー！」など”身近”な存在であると示されています。
ネージュ(neige)はフランス語で”雪”を意味し、映画白雪姫の仏題は”Blanche-Neige et sept nains(白雪姫と七人のこびと)”です。ネージュの帽子の文字は、映画白雪姫に出てくる曲、「Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)」であると思われます。リスのセーターや小鳥のブローチなど、白雪姫モチーフなのは間違いなさそう。
ヴィルは人工知能に「”Mira,Mira”教えてちょうだい。今この時、最高に美しいのは誰？」とエゴサをしていました。白雪姫でも女王が「鏡よ鏡、この世で一番美しいのはだれ？」と魔法の鏡に尋ねるのでこの時点でのヴィルは女王の言動と一致します。映画白雪姫で女王は白雪姫を殺そうとしますが、ヴィルはネージュに対してどんな行動を起こすのでしょうか。
ヴィルとエペル
エペルはヴィルに言われてVDC出場メンバーオーディションに参加したようです。井戸で歌の練習をしていたのもヴィルに言われて仕方なくのようで、自分から進んで参加しようとしていません。さらに、「あんな大会、無くなっちゃえばいいのに」と零しているのでVDCをかなり嫌悪しているようです。しかし、エペルにはヴィルに従う理由があるようです。「ヴィルとの約束」とはいったい何でしょうか？
ヴィルとルーク
ヴィルの出身は輝石の国、ルークは夕焼けの草原出身です。２人は学園内で出会ったと考えられますが、タイプが全く違うであろう２人がともに行動するようになった経緯が気になります。ヴィルはルークを副寮長にまで任命していますが、当のルークは副寮長の仕事をおらずヴィルに呆れられています。オーディション審査でヴィルは、素直にルークのアドバイスを聞いていたのでかなり信頼を寄せていることがうかがえます。他力本願が嫌いなヴィルがなぜルークを側に置くようになったのでしょうか。
また、７話で井戸でヴィルとエースたちが揉めていた様子をルークは陰から見ていたようです。オーディションで全ての参加者に満点をつけるルークは、「整った美もあれば、歪だからこその美もある」と称賛し、「歪な原石も磨けば煌めく宝石に生まれ変わる可能性を秘めている」とエース・デュースを代表候補に推薦しました。ルークはどんな”美”の可能性を感じたのでしょうか。
誰がどうやってオーバーブロットするのか
ヴィルが人工知能”Mira”でエゴサをし、”美しい”メンション数第１位がネージュである事を知ると、「……ついに、この時がきたわ。」と呟きます。直後にブロットが溜まる描写が入るため、現時点ではヴィルが最有力候補です。ブロットは魔法の使用の他、怒りや哀しみなど負のエネルギーを抱えていると溜まりやすいとクロウリーが説明していました。今までのオバブロでも、負のエネルギー＋許容量を超えた魔法の使用によって引き起こされています。ヴィルはネージュをライバル視しているので感情が不安定になっていますが、どこで魔法を使う機会が出てくるのでしょうか。
いつどこでオバブロしてしまうのか
今回の行事は世界中が注目しています。大きな問題が起きた場合、ましてや他校の生徒も参加する大会でオーバーブロットととなるとクロウリーでも隠し通すことは難しいと思われます。
魔法庁や魔法教育委員会がVDCにまで注目しているかは分かりませんが、公的な機関がいる以上、彼らが黙っているとも思えません。２章でレオナがオーバーブロットした時はマジフト大会開始前でした。
もしかしたら、５章は合宿期間中にオバブロ事件が発生するかもしれません。VDC本番まで４週間あります。６章のメインキャラになるであろうイデアが文化祭で研究発表を行うようですし、１３話でオルトについての話が出てきました。文化祭当日の出来事の一部は６章へ引き継がれる可能性があります。
ヴィル・エペル・ルークのユニーク魔法
エース・デュースを除いて、１～４章の寮生のユニーク魔法は全て明かされています。５章のメインキャラであるポムフィオーレ寮の３人もこの章で明かされる可能性が非常に高いです。ポム寮のモチーフは白雪姫です。キーワードとして魔女、毒林檎、狩人、心臓、小人、宝石などが思いつきまが、彼らはどんな魔法を使うのでしょうか。
その他
イデアとオルト
イデアはオルト同伴で入学し、学園長から正式な許可を得ていると明言されました。「星に願いを」でオルトは、学園に籍を置いてはいないがイデアと２人で１人の生徒だと話しています。先生も何も言わないことをケイトが不思議がっている為、学園側では事情が理解されていますが生徒には詳しく知らされていないようです。
またイデアは自虐する時によく、「シュラウド家」の名を出します。シュラウド家が忌み嫌われているように感じますが、なぜなのでしょうか。
マレウスについて
今回もマレウスは寮長会議に参加しませんでしたが、代理で出席したリリアが「厄介な因果がついてまわっておる。」からだと言いました。因果とは、原因があって今の結果があるということです。たびたび式典や寮長会議に呼ばれない様子はマレフィセントと同じですが、彼がお呼ばれされない原因とはいったい何でしょうか。
グレート・セブンの夢と『ミッキー』
この章でようやく、監督生は自分の見る夢にグレート・セブンが登場することに気付きました。また、鏡の中に『ミッキー』が現れることについてもエース・デュース・グリムに話しましたが誰もミッキーを知らない様子です。監督生はグレート・セブンを知らなかったですし、ミッキーについても心当たりないようです。エースに、今度鏡に『ミッキー』が現れたら学園長からもらった『ゴーストカメラ』で写真撮ってみるようアドバイスされましたが、はたしてミッキーの魂の形を写すことができるのでしょうか。また、どうしてミッキーはオンボロ寮の鏡の中にいるのでしょうか。
『寮にふさわしい魂の資質』とは？
５章前編１で何度か出てきた言葉です。ハーツラビュル寮のリドルとエース・ケイト、ディアソムニア寮のマレウスとリリアなど同じ寮に所属する生徒でも性格は全く違います。男らしさを求めるエペルはサバナクロ―寮を希望していましたが、美を追求するポムフィオーレ寮に配属されています。闇の鏡の選定基準は何なのでしょうか。
これからの展開がとても楽しみです。色んな可能性や予想を考えつつ、最新話を待ちます！
